2012 2/18 (sat) アメ村 AVENUE A☆ MSSリレーションライブ 当スタジオから地下室ハンチャックス、VoiD,サマルカンド、そして Black Hair Independent参加決定です。 open/start 16:30/15:00 \2000-当日¥2500-(1ドリンク別)

2012年01月27日

MIX一段落

今日は昨年から作業が始まっていた”gutyco"のMIX
が一段落。実は昼は別の女性シンガーのトラック整理
をしていた為、食事は駆け込みで済まして、MIXという
慌ただしい1日でした。
(エンジニアって本当に肉体労働ですよー。)
3曲が出揃ったので冷静に聞き直して時間が
許せば可能性を求めつつ仕上げにかかります。

ミックスでいつも気に掛けている事はそのアーティスト
やその楽曲が求めている事を知る事から始まります。
人間は色々な面があるのと同じように一緒に作り込まないと
その作品を理解できないものです。

同じフォーマットの中にはまらないから
音楽もアーティストも魅力的でいられ続けるきがします。

MIXって正解がないのでアーティストと一緒に作り上げる
ものだといつも実感しています。
何年エンジニアを続けても音楽に未だに気づかされる事が
多いのです。

こんな時代だからこそ、これからも自分のフォーマットを
超えていきたいものです。
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2012年01月25日

おとりファイル

80−90年代にMIDIで始まったデジタル技術は確かに新しい音楽
の先駆けとして録音制作技術の分野まで発展してきました。
私達も表現方法は異なってもデジタル技術と無縁では仕事が
出来ません。

オープンリールのアナログ、DATに代表されるデジタオーディオテープ、
今や音楽は波形で表れるdateになりました。
フクダスタジオではデジタル特有の音色をいかにアナログに近い感触に
近づける為に苦心しています。
メインコンソールにアナログ卓であるNEOTEK elan2をすえているのも
それが理由です。
PCMIXのように完全なトータルリコールは不可能ですが、この音の触感
とアナログらしい音の伸びは手放せません。

最近の記事で気になるものを見つけました。
ファイル共有ソフトによる違法なダウンロードを防ぐため
おとりファイルで警告を発信するとの事でした。
ウイニーで始まりいまや沢山のファイル共有ソフトが溢れている現状
では取り締まるのは不可能でしょうね。

音楽が配信を中心に推移してからは、dateとして扱われている以上
違法なコピーからは逃れるのは不可能でしょう。
このままでは音楽や映像、小説等作品を発表する人達の著作権が
壊され続け、真摯に作品に向かいあって作っているアーティストが
活動出来なくなる日も遠くないかもしれません。

ファイル共有を利用しなくてもネットには沢山の合法なもの、
違法なものもごちゃ混ぜに存在して利用者にそれを判断するのも不可能です。
今や配信が中心になっても以前のように売れなくなった
アーティストが多いのも、一度配信した音楽データは違法、合法の自覚なく
広がっていくのがデータになった音楽の宿命なのかもしれません。

データになった音楽は新しいデータによって時間とともに書き換えられて
いく宿命にあります。

私達、作品の発信者にも突きつけられた壁をどう動かしていくかを
今、問われています。
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2012年01月22日

puの特性

以前お話した、ギターの個性によるPUの選び方を考えてみたいと思います。
今日はギブソン系です。
1,LP編
よくLPに良く歪むスーパーディストーション系を載せる事がありますよね。
比較的良くマッチングするのは、スタンダードタイプのようにトップが
メイプルのように固い木のほうが、輪郭を失わずに済みそうです。
スタンダードタイプだと出力を押さえた”PAF"タイプも良くマッチング
します。(最初のPUデザインなんで当然なんですがねー。)

他のLP、カスタム、Jr,SG等はボディがオールマホガニーなので、
良く歪むPUをつけると腰を失った音になる時があります。
全てのモデルがそうとは限らないですが、特にJr、SGのような
薄いマホガニーはマッチングがむずかしいようです。
 
EMGに代表されるアクティブはプリアンプを備えている分、
音色は良い意味でも悪い意味でもその音色に落ち着きます。
エフェクト乗りやEQ乗りの反応が良いのでプレイの
方向性がはっきりしている場合には有効です。
エフェクトを多用したい、ポップス系でシンセに負けない
音色が欲しい、歪みを奇麗にだしてバッキングに徹した
プレイをしたい等です。以外かもしれませんが、
LP+EMG+MESABOGGIEは激しく奇麗に歪んでくれます。

*どんなギターにハイパワーをつけた時にはあまり弦に
puの高さを近づけすぎないでください。
その方がコード感が聞こえやすくなるはずです。

2、セミアコ、フルアコ
fホールのあるギターには出力の高いPUはなかなか難しいです。
フィードバックのポイントがとても多くなるのでハウリングなしで
コントロールできません。
セミアコやフルアコで激しい音色を鳴らしたい時はやはり歪み系では
なくワイドレンジなpuを選んでください。
エフェクトではなくアンプの歪みでコントロールするとテンションも
和声感もちゃんと現れる歪みが作れるはずです。

私の私見ですがスーパーディストーション系はコイルの巻き数が多いもの
アタックが強くて力強いものはポールピースの磁力が強いものとしています。
PUのパワーはそれだけで成り立っているのではないのですが、一応
目安とおもってくださいね。

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2012年01月20日

映画”アグリー”

今日は録音中のアーティストのトラック仕上げを終えた後、映画”アグリー”
をみてきました。
長年の仲間、”半野喜弘”が柿本ケンサク氏と共同監督とはいえ記念すべき
初監督作品で、私も挿入曲の中で“Radiq septet"のギターとエンジニア
として参加させて貰いました。

映画の仕事をさせて貰っていつも感じるのは、音楽よりも本当に沢山の
人達の映画に対する情熱で作品が出来る事を痛感します。
だからエンディングテーマが流れ作品の余韻を感じながら、エンドロールを
見ている瞬間も僕には大事な時間です。

ましてや自分の名前がエンドロールで流れる瞬間は微力ながら少しでも
この作品に貢献できた喜びを感じさせてくれるのです。

映画”アグリー”は大阪では残り1日、1/20(金)のみになりました。
是非時間のある方は見に来てください。

作品の内容

理由も理屈もない。
個性派俳優・窪塚洋介×世界中で活躍する音楽家・半野喜弘
×新進気鋭の映像監督・柿本ケンサク

すべての事柄に、理由なんてない理不尽な世の中で生きることも死ぬことも出来ず、
毎日をなんとなく過ごしている。
そんな、なんでもない日常の隙間に存在する感情。生きている感情と、
凍っている感情。
理由も理屈もない生のうごめき…。みんなギリギリの所で、傷つけあい、
支え合って生きている…。
独自のスタイルを貫き続け、多岐にわたって活躍し続ける俳優・窪塚洋介。
ホウ・シャオシェン監督作などの音楽を半野喜弘。
数々のPVを手掛ける新進気鋭の映像監督・柿本ケンサク。
日本のストリート、カルチャーを席巻する3人が集結し産み出したもの、
それは“つじつまを必要としないリアル”。
なんの理由もなく、ただそこにあるもの。
全編パリでロケを敢行。人と人との絡み合い、
不協和音のように紡がれた世界に生きる等身大の映画が誕生しました。
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監督・脚本 柿本ケンサク/半野喜弘
音楽 半野喜弘
出演 窪塚洋介/桃生亜希子/ステファン・クロン/ニマ・サール/
アラン・アロニマス・コンウェイ/エマニュエル・ボナミ/
アントワーヌ・ベルジョー
配給:アルシネテラン (2011年/日本/100分)

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大阪府大阪市中央区
西心斎橋1-6-14
ビッグステップビル4階
TEL:06-6282-0815
mail: info-cinemart@spoinc.jp

地下鉄御堂筋線心斎橋駅より徒歩約2分
posted by FUKUDA STUDIO at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | オーナー日々雑感

2012年01月17日

パーカス録音

今日はインディーズのある女性歌手のパーカッションの収録でした。
流石にフクダスタジオのRスタは自然な部屋鳴りが美しいので
ほとんどをオフマイクで収録します。
(Rstにあるアトラスピアノの美しい余韻もこの部屋ならではですね。)

デジタルでの宅録が主流になりつつある現在でも録音の本質は部屋に
よるものも大きいのです。
古い音源の音の豊かさや柔らかさは、アナログが原因だけでなく
広い天井の高いオーケストラ用レコーディングルームを使用しているから
です。
昔は全てのジャンルをそういったレコード会社所有のスタジオ
で録音していました。

一方荒々しく歪んだサウンドのパンクやガラージは地下室や
駐車場といった天井がせまくてコンクリートで響く部屋鳴りが
それをひきおこしているのです。

宅録ではラインやアンプシュミレーター、マイクの使用も回り込み
やノイズで制約が多いですし、ボーカルブースくらいの遮音と
防音設備のあるレンタルスペースも少ないのが現実です。
だから、全ての音が目の前で中域の周波数があたり易く
耳に痛い音色になり易いのです。

デジタルといえどもマイク入力時はアナログなんですから、
はりのある音を作る為には、ある程度のゲインが必要です。
大きな声で歌うには、当然入力の幅がなければ、すぐに歪んだり
入力を下げると小さすぎてゲインが稼げず、張りのない音になるのです。

遮音ブースがメーカーからもでていますが、
そこまでのコントロールはなかなか難しいようです。

今日は様々なパーカッションを録音しましたが、素材により
響くポイントを見つけるのに忙しかったです。
EQも大胆に使いすぎると周波数あたりや思わぬゲインオーバー
をおこします。

何年仕事をしていても、新しい発見のあるのが録音の仕事の
素晴らしいところだと思っています。
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2012年01月15日

歌入れ&ギター録り ”gutyco"

今日はいよいよ佳境に入って来た”gutyco"の歌入れとギターの録音。
ボーカルマイクはいくつか悩んだ挙げ句、REDマイクに決定。
いつものようにRED-ミレニアーUREIEQ-PUEPLE COMPと繋いでADATを
とうしてPCにデジタルでIN.

声量のある彼女には、最初ロックボーカル用のコンデンサーを使用したのですが、
REDマイクの落ち着いた透明感にあったのは意外で楽しい発見でした。
いつもマイクやプリアンプは歌ってもらわないと未だに予想がはずれる事
も多いのです。何年たっても声ほど予想の難しいものはありません。
ぴったりのセッティングができたので彼女もいつものように歌えたので
お互い満足のいく出来でした。

その後、長年の音楽仲間のギタリストさんの録音、コントロールルームで
弾いてもらってボーカルブースでアンプがなりヘッドフォンなしで、
録音です。細かい所は顔を会わせながら出来るので便利なんですが、
見られながらで集中できないという人もいます。

沢山のエフェクト類で音色をコントロールしているので、スムーズでしたし
流石長年のキャリアの持ち主で自分のスタイルを持っておられるので
アドバイスもコミニュケーションも計り易くとても良い出来になりました。

残るはあと1曲のボーカルとMIXとマスタリングのみ。
完成が楽しみです。
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2012年01月14日

PU交換は?

先日PU交換の相談を受けました。
やっぱりハードコアやラウドの人達にはパワー系のPUで
より歪み易いものを選ぶ傾向にあります。
パワーコードとリフが中心の場合はほとんどソロや単音弾きが少ない
ので圧倒的なパワー感が重要です。その場合は高い出力のPUから
マーシャルやメサブギーのような真空管のアンプで鳴らすのは理にかなって
いると思います。

その一方、プレイスタイルの中で和声のコードを奇麗に鳴らしたい場合には
PUをパワー系に交換しない方が良いと思います。
パワー系のPUは最初から歪み易く設計されているものも多いので、音が潰れ易く
特にハンバッカーではそれが顕著になるはずです。
レスポールにマウントする時はPAFタイプのワイドレンジ(所謂バランス重視)
を選ぶとギターをかき鳴らしてもコード感が濁らず再生するでしょう。

良い音には沢山の種類があります。
乱暴な区別の仕方をしてしまうと歪み易く安定した音色がほしければ
パワー系のPUをかき鳴らしたい時にはバランス重視のPAFタイプを
選んでみるのが最初の1歩かもしれません。
単に出力だけでスペックをみる時には、出力の値をみてください。
直流抵抗はコイルの巻き数だと思ってください。
どちらも大きければ音量が上がります。
またマグネットの磁力がたかければ、音量があがります。

LPやストラトやセミアコでも相性があります。
また次の機会にギター別の特性からも考えてみたいと思います。
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2012年01月11日

piano rec

昨日は今年に入っての2回目のピアノREC.
今プロデュース制作しているgutycoのピアノ”しまさん”の録音。
ライブで何度も共演しているのでとてもスムーズで良い感じです。

rstのアトラスピアノは今日も良い音でなってくれました。
アップライトなのに美しい響きはヨーロッパ式共鳴板の作りに秘密が
あるのだそうです。
 
マイク乗りも良く、サスティンペダルを踏んだ後の倍音の余韻は
とても美しいのです。

いつまでも大切にしていきたいピアノです。
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”共鳴板の写真”
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2012年01月09日

VOX Time Machine

私のエフェクトボードはロック系とファンク、エレクトロ系の2種類に
分かれているのですが、そのどちらにもVOXのタイムマシーンがいます。

何しろリアルタイムのタップスイッチを踏みながらテンポを決められる
のが決めてしかもそこまで大きくないのです。
コンパクトだと結局tapのフットペダルを増設しなければならなかったり
tapが付いていると結構本格派でこの機種より大型だったりします。

以前はLINE6のディレイを使ってたのですが、やはり大きくて
ボードに固定するのも大変でした。

デジタルですが、LO-HIスイッチで柔らかなディレイ音にも
出来るので、ステージでは即戦力の大活躍の優れもの。
お薦めです。
市場価格でも2万円までで購入出来そうです。
http://www.voxamps.jp/products/timemachine/

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posted by FUKUDA STUDIO at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | スタジオの仲間達

2012年01月08日

接点の秘密

接点洗浄では、特にインプットジャックやポッド廻りは、
沢山の基盤や半田におおわれています。
洗浄する時に使用するものを間違えた時は返ってノイズをひどく
したり通電そのものを妨げる結果になる事があります。

基本的に外装のプラスティックやアルミ板を奇麗にする時には
帯電防止クリーナーを使用してください。
一般のクリーナーだと機器に掛かってしまった場合成分によっては
基盤や電源部に影響が出てしまう恐れがあるからです。

また基盤に近い部分を洗浄するときには、”無水エタノール”
を薬局で購入して綿棒等で仕様してくださいね。
綿棒もできればオーディオ用の目が細かく密度が高いもの
を選んでください。通常の綿棒だとすぐに基盤の突起に
引っ掛けてしまいます。

もう一つ、インプットジャック等に使う秘密兵器が
“SETTEN NO1"です。アンプの入力ジャックのプラグ
が接する部分に使用します。
古いインプットジャックには油分や汚れの皮膜ができています。
まず、無水エタノールを綿棒につけ、洗浄したあとこれを塗ると
薄いカーボンの皮膜が広がって途切れがちな接点を埋めてより
効率良く伝えてくれる優れものです。
(1本1万円近くするのが辛い所ですが、、、)

前のブログでも書きましたが、通電していない状態は長ければ長いほど
汚れの皮膜で覆われて効率良く伝えてくれなくなります。
ギターもアンプもレコーディング機材もオーディオ機器も接点には
気をつけてあげてくださいね。
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posted by FUKUDA STUDIO at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | オーナー日々雑感